さまざまな衣服の描き方
衣服を描く上で一番苦戦するのが服のシワです。
快描教室で「別に服のシワは描かなくても抑える所を抑えれば服に見える」と描かれていますが、実は服にはシワ以外にも服全体のボリュームや裾など、難しい部分が多々あるのです。
基本的には服のカタログやポーズ集などの資料を大量に用意すれば良いのですが、カタログだと服の種類はわかるけど別のポーズを取った時はシワの出来方やボリュームも変わって来るし、ポーズ集でも服の種類によっては全く別なシワが出来たりと服を描くのも慣れるまでは色々難しいです。
衣服の描き方―スーツ・セーラー服篇
この「衣服の描き方―スーツ・セーラー服篇」と言う本では大まかにキャラのアタリをとり、絵のバランスを整えてから、そこに衣服を着せるつもりで描く、と言う方法でスーツ、セーラー服のキャラを描く方法を、約800点のイラストで解説しています。
男性だとスーツの種類やワイシャツ、ローファー等の特徴、真っ直ぐ立つ、腕を動かす、前かがみ、物を拾う時などのスーツの形状やシワのつく位置、女性だとジャケットやブラウスを脱ぐ・着る、足を組む姿が描かれています。
セーラー服の場合はセーラー服の種類、真っ直ぐ立つ、腕を横に曲げる、身体を前にかがめる、片足を立てる、正座する、(飛び跳ねて)スカートがめくれ上がる、セーラー服を脱ぐなどの細かい動きが描かれていて、スーツやセーラー服の資料としても使えますし、服の形状やシワの参考になります。
衣服の描き方 学校制服少女篇
この「衣服の描き方 学校制服少女篇」と言う本ではさらに、アニメやゲームに見る様々なバラエティで可愛らしく華やかオリジナルデザインの女の子の制服を、基本的な制服を踏まえつつ解説しています。さらにカバンなど学校関係の小道具にも焦点を当てているのが特徴です。
普通に立っている所や走る、電車のつり革につかまる、胡坐をかいて座る、傘をさす、ピアノを弾く、バイオリンを奏でる、ランドセルを背負う等の細かいポーズまで丁寧に描かれています。
セーラー服、ブレザー、ボレロタイプのジャケットの仕組みや学生かばんやローファー、メガネ、体操着、スクール水着、ランドセル、机などの小物等も載っていて学校の制服の資料にも使えますし、キャラクターの対比が難しい小道具描き方もカバーできます。
衣服の描き方 メイド・巫女編
この「衣服の描き方 メイド・巫女編」と言う本ではメイド服や巫女服などのコスチュームを描くときの参考になる本です。
メイド服に関してはハウスメイド、ナースメイド、キッチンメイド、パーラーメイド、ハウスキーパー等のメイドの種類から、カチューシャ、リボン、フリルの描き方、立ち姿、おじぎ、前かがみ、足を組んで座る等のポーズが描かれています。
巫女服の場合は巫女装束や袴、髪飾り、草履などの和服の基本から着衣の順番や着くずれの直し方、ソデを持つ、腕を組む、ホウキを持つ等のポーズが描かれています。メイド服や巫女装束の資料として使えます。
衣服の描き方 私服篇
この「衣服の描き方 私服篇」と言う本ではジャンパー、ジーンズ、Tシャツ、トレーナー、スカートなどの私服姿と下着姿をまっすぐに立つ、片腕を挙げる、身体をひねる、様々なポーズ、椅子に座る、脚を組むなど各ポーズ毎のシワの表現、描き方などを解説しています。
下着に関してもクォーターカップ・ブラ、セミビキニ・ショーツ、ビキニ・ショーツと種類が細かく描かれていて、私服の資料として使えます。
コスチューム描き方図鑑シリーズ
最初の「コスチューム描き方図鑑」と言う本は4000カット以上の絵でマンガ風のキャラクターにシャツ・ブラウス、ベスト、スカート、パンツ・ジーンズ、ドレス、ジャケット、コート、ケープ・マント等の様々なコスチュームとポーズとアングルでファッションのポイントになるパーツを紹介しています。
さらに服の細かい部分、例えば襟、ネックライン、カフス、帽子、スカーフ、靴なども解説しているのが特徴で様々な服の資料として使えます。
次の「コスチューム描き方図鑑〈2〉インナー篇」と言う本では4,000点以上のイラストを元にブラジャー、パンツ、スリップ、ペチコート、補正下着、ストッキング、ガーターベルト、ビスチェ等の各下着の構造、ポーズなどを解説します。さらに下着の歴史にも触れているのでランジェリーの資料としても使える上、ファンタジー系の服装の資料としても使えます。
そして「コスチューム描き方図鑑 (3)キューティースポーツ・コスチューム編」と言う本ではレースクイーンコスチュームや、テニスウェア、チアガールファッションなどの「キュートでファッショナブルなスポーツコスチューム」の構造やポーズを、スポーツコスチュームの基本形である水着を基本に解説しています。水着と言ってもビキニタイプやワンピースタイプと様々な種類があり、それぞれの服装について事細かに解説していて様々なスポーツユニフォームの資料に役立てます。
最後の「コスチューム描き方図鑑〈4〉きもの・ドレス篇」と言う本は複雑そうな構造のドレス・着物毎の服の構造、ポーズ等を3,000点以上のイラストと共に解説しています。着物は基本形の留袖を元に、普段着や晴れ着、寝間着、浴衣や帯の種類、バッグ・手さげ類、足元周り、履物、果ては肌脱ぎ、刀を振る、素手の格闘シーン等も描かれています。
ドレスに関してはパーティー用ドレス、ウェディングドレス、イブニングドレスと分かれていてドレスを着る時のヘアスタイルやアクセサリー、タキシード等の男性の正装まで描かれていて振袖や浴衣、ドレスの資料に使えます。
それぞれの服ごとに細かく解説されているので、服そのものの形状やシワの出来方、質感による陰影、ポーズやアングル毎のしわの出来かた等を確認したい時に重宝します。
特に、「メイド・巫女編」は漫画で出番が多い割りに実写ではなかなか拝めない衣服なので構造などを確認するのにかなり便利です。
自分の描くであろう服の資料はあらかじめ確保しておきたいですね。
関連記事:
男の子・男性のファッションの作画資料
女性の服装・ファッションの作画資料
小学生・中学生・高校生の女の子の服装・ファッションの作画資料
服装を描くにあたって
快描教室で「別に服のシワは描かなくても抑える所を抑えれば服に見える」と描かれていますが、実は服にはシワ以外にも服全体のボリュームや裾など、難しい部分が多々あるのです。
基本的には服のカタログやポーズ集などの資料を大量に用意すれば良いのですが、カタログだと服の種類はわかるけど別のポーズを取った時はシワの出来方やボリュームも変わって来るし、ポーズ集でも服の種類によっては全く別なシワが出来たりと服を描くのも慣れるまでは色々難しいです。
衣服の描き方―スーツ・セーラー服篇
この「衣服の描き方―スーツ・セーラー服篇」と言う本では大まかにキャラのアタリをとり、絵のバランスを整えてから、そこに衣服を着せるつもりで描く、と言う方法でスーツ、セーラー服のキャラを描く方法を、約800点のイラストで解説しています。
男性だとスーツの種類やワイシャツ、ローファー等の特徴、真っ直ぐ立つ、腕を動かす、前かがみ、物を拾う時などのスーツの形状やシワのつく位置、女性だとジャケットやブラウスを脱ぐ・着る、足を組む姿が描かれています。
セーラー服の場合はセーラー服の種類、真っ直ぐ立つ、腕を横に曲げる、身体を前にかがめる、片足を立てる、正座する、(飛び跳ねて)スカートがめくれ上がる、セーラー服を脱ぐなどの細かい動きが描かれていて、スーツやセーラー服の資料としても使えますし、服の形状やシワの参考になります。
衣服の描き方 学校制服少女篇
この「衣服の描き方 学校制服少女篇」と言う本ではさらに、アニメやゲームに見る様々なバラエティで可愛らしく華やかオリジナルデザインの女の子の制服を、基本的な制服を踏まえつつ解説しています。さらにカバンなど学校関係の小道具にも焦点を当てているのが特徴です。
普通に立っている所や走る、電車のつり革につかまる、胡坐をかいて座る、傘をさす、ピアノを弾く、バイオリンを奏でる、ランドセルを背負う等の細かいポーズまで丁寧に描かれています。
セーラー服、ブレザー、ボレロタイプのジャケットの仕組みや学生かばんやローファー、メガネ、体操着、スクール水着、ランドセル、机などの小物等も載っていて学校の制服の資料にも使えますし、キャラクターの対比が難しい小道具描き方もカバーできます。
衣服の描き方 メイド・巫女編
この「衣服の描き方 メイド・巫女編」と言う本ではメイド服や巫女服などのコスチュームを描くときの参考になる本です。
メイド服に関してはハウスメイド、ナースメイド、キッチンメイド、パーラーメイド、ハウスキーパー等のメイドの種類から、カチューシャ、リボン、フリルの描き方、立ち姿、おじぎ、前かがみ、足を組んで座る等のポーズが描かれています。
巫女服の場合は巫女装束や袴、髪飾り、草履などの和服の基本から着衣の順番や着くずれの直し方、ソデを持つ、腕を組む、ホウキを持つ等のポーズが描かれています。メイド服や巫女装束の資料として使えます。
衣服の描き方 私服篇
この「衣服の描き方 私服篇」と言う本ではジャンパー、ジーンズ、Tシャツ、トレーナー、スカートなどの私服姿と下着姿をまっすぐに立つ、片腕を挙げる、身体をひねる、様々なポーズ、椅子に座る、脚を組むなど各ポーズ毎のシワの表現、描き方などを解説しています。
下着に関してもクォーターカップ・ブラ、セミビキニ・ショーツ、ビキニ・ショーツと種類が細かく描かれていて、私服の資料として使えます。
コスチューム描き方図鑑シリーズ
最初の「コスチューム描き方図鑑」と言う本は4000カット以上の絵でマンガ風のキャラクターにシャツ・ブラウス、ベスト、スカート、パンツ・ジーンズ、ドレス、ジャケット、コート、ケープ・マント等の様々なコスチュームとポーズとアングルでファッションのポイントになるパーツを紹介しています。
さらに服の細かい部分、例えば襟、ネックライン、カフス、帽子、スカーフ、靴なども解説しているのが特徴で様々な服の資料として使えます。
次の「コスチューム描き方図鑑〈2〉インナー篇」と言う本では4,000点以上のイラストを元にブラジャー、パンツ、スリップ、ペチコート、補正下着、ストッキング、ガーターベルト、ビスチェ等の各下着の構造、ポーズなどを解説します。さらに下着の歴史にも触れているのでランジェリーの資料としても使える上、ファンタジー系の服装の資料としても使えます。
そして「コスチューム描き方図鑑 (3)キューティースポーツ・コスチューム編」と言う本ではレースクイーンコスチュームや、テニスウェア、チアガールファッションなどの「キュートでファッショナブルなスポーツコスチューム」の構造やポーズを、スポーツコスチュームの基本形である水着を基本に解説しています。水着と言ってもビキニタイプやワンピースタイプと様々な種類があり、それぞれの服装について事細かに解説していて様々なスポーツユニフォームの資料に役立てます。
最後の「コスチューム描き方図鑑〈4〉きもの・ドレス篇」と言う本は複雑そうな構造のドレス・着物毎の服の構造、ポーズ等を3,000点以上のイラストと共に解説しています。着物は基本形の留袖を元に、普段着や晴れ着、寝間着、浴衣や帯の種類、バッグ・手さげ類、足元周り、履物、果ては肌脱ぎ、刀を振る、素手の格闘シーン等も描かれています。
ドレスに関してはパーティー用ドレス、ウェディングドレス、イブニングドレスと分かれていてドレスを着る時のヘアスタイルやアクセサリー、タキシード等の男性の正装まで描かれていて振袖や浴衣、ドレスの資料に使えます。
それぞれの服ごとに細かく解説されているので、服そのものの形状やシワの出来方、質感による陰影、ポーズやアングル毎のしわの出来かた等を確認したい時に重宝します。
特に、「メイド・巫女編」は漫画で出番が多い割りに実写ではなかなか拝めない衣服なので構造などを確認するのにかなり便利です。
自分の描くであろう服の資料はあらかじめ確保しておきたいですね。
関連記事:
男の子・男性のファッションの作画資料
女性の服装・ファッションの作画資料
小学生・中学生・高校生の女の子の服装・ファッションの作画資料
服装を描くにあたって
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1. ガンダムに挑戦50(最終回) [ 3DCADで設計を楽しむ ] 2005年11月20日 23:31
レンダリング及び動画の作成
簡単な動画を作成しました。
ガンダム動画(1120)
レンダリングは、PhotoWorks(SolidWorksのアドインソフト)を使用しています。
結構使い易いと思います。
他のレンダリングソフトを使用したことはありませんが( ̄ー ̄...
2. 衣服の描き方―スーツ・セーラー服篇 [ amazon → ブログ 支援ツール by i-store.jp ] 2006年01月28日 01:39
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3. イヌ巫女でいこう [ 萌えビアの湖 〜イラストを模索するブログ〜 ] 2006年01月28日 18:49
2006年を迎えました!
ってな訳で新年イッパツ目の絵。
今年はイヌ年って事で、巫女ワンコ達です。
ええ、存分に趣味が出てますね(*ノノ)
とりあえず今年も絵を描いていけ
4. 衣服の描き方―スーツ・セーラー服篇 [ amazon → ブログ 支援ツール by i-store.jp ] 2006年02月20日 17:26
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この記事へのコメント
1. Posted by ニイコ 2006年01月28日 19:19
はじめまして。
TBありがとうございます(^^
衣服は描くのが難しい反面、上手く描けると嬉しいモノですね。
最近はネットで資料などを見たりするのですけど、
こういった本の資料も押さえておくべきでしょうか。
ブログを拝見して、
絵描きに有意義な情報がたくさんあって
とても素敵ですね(^^
こういったサイトをずっと探してましたので。
これからも参考にさせてもらいますね。
TBありがとうございます(^^
衣服は描くのが難しい反面、上手く描けると嬉しいモノですね。
最近はネットで資料などを見たりするのですけど、
こういった本の資料も押さえておくべきでしょうか。
ブログを拝見して、
絵描きに有意義な情報がたくさんあって
とても素敵ですね(^^
こういったサイトをずっと探してましたので。
これからも参考にさせてもらいますね。
2. Posted by ゆざいちょ 2006年01月29日 01:32
ニイコさんありがとうございます。
衣服は少しポーズが変わる度に全体のシルエットやシワ等が変わって行くので確かに難しい部分ですが、ある程度のコツさえ掴めばなんとかなるでしょう。
衣服は少しポーズが変わる度に全体のシルエットやシワ等が変わって行くので確かに難しい部分ですが、ある程度のコツさえ掴めばなんとかなるでしょう。