言わずもがなですが、普通の女性の体型と「萌え」な美少女の体型は全くの別物です。

デッサン的に考えると多かれ少なかれ、萌えな美少女の体型は「歪んで」いるのです。
逆に考えると萌え絵はデッサンの歪みを「味」に変える、デフォルメの手法の一つとも言えます。
（かと言って人体構造的には歪んでいませんが）

そう考えると、萌えな体型は意外に難しい物です。
人体的なデッサンは狂わせちゃいけない、かと言って厳密的なデッサンの狂いを無視しても「萌え」デフォルメも行わなければならない…

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そんな時は人体的デッサンと萌えを同時に補完するモデルが必要です。
そこで意外にも役立つのが「美少女フィギュア」です。
フィギュアの素晴らしい所は人体的デッサンと萌えをきっちりと補完して、３Ｄと言う形に仕上げている所です。このぶつかりそうな要素同士をうまく組み合わせる技術はとても素晴らしい物があります。

萌え系な顔の形状から萌え系な髪型の再現、全体的なプロポーションやポーズ、萌えを感じさせるシワの出来方まで、参考になる部分はかなり多いので、形状に迷った時は色々な角度から見回すと良いでしょう。

もし萌え絵を描いていてデッサンと萌えの間で苦しんだら、一度フィギュアで形状を確認するのも良いかもしれません。

また、萌え体系の確認にオビツボディを使うのも悪く無いでしょう。

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