西洋建築の作画資料を見つけたので紹介します。
教会や大聖堂、屋敷や古城などの西洋建築は海外旅行にでも行かない限りはなかなか見る事が出来ない代物なので参考にしましょう。

図説 アール・ヌーヴォー建築―華麗なる世紀末 (ふくろうの本)


目次
アール・ヌーヴォーとその時代（アール・ヌーヴォー建築の背景と役割、近代都市の誕生、アーツ＆クラフツを経て、万国博覧会という舞台）
アール・ヌーヴォーの開花（聖地ベルギー、ベル・エポックのフランス、「思想の国」ドイツ）
ハプスブルク王朝最後の栄光（王朝最後の帝国オーストリア、ハンガリーのマジャール・ヌーヴォー、チェコのボヘミアン・ヌーヴォー）
ナショナル・ロマンティシズム（フィンランドの花崗岩建築、スペインのカタルーニャ・モデルニスモ）

「図説 アール・ヌーヴォー建築―華麗なる世紀末」はブリュッセル、パリ、ウィーン、ブダペスト、プラハ、バルセロナ等、ヨーロッパのアール・ヌーヴォー建築を収めた資料で、派手で行き過ぎた優美さをもつアール・ヌーヴォー建築をカラー写真を豊富に掲載しています。
古城や教会、屋敷など西洋の建物の作画資料として使えるだけでなく、西洋美術の知識も載せているので予備知識の勉強にも使えます。

図説 西洋建築の歴史 (ふくろうの本/日本の文化)


目次
様式の二つの流れ（二つの世界／様式の二つの系統／ヨーロッパ建築の流れ等）古典系建築の流れ（ギリシア建築／ローマ建築／ルネサンス等）
中世系建築の流れ（キリスト教建築の始まり／ロマネスク建築／ゴシック建築等）

「図説 西洋建築の歴史」はギリシア、ローマ、ルネサンス、ロマネスク、ゴシック、バロック、新古典等、2500年に及ぶ壮大な西洋建築の歴史を、豊富な図版とわかりやすい解説で掲載した本で、この一冊で西洋建築の全てが分かります。

シャルトル大聖堂やサンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂、サン・ロレンツォ教会等の有名な建築物を含む、無数の建築物が紹介されています。
西洋建築と言っても、ギリシア建築とゴシック建築では全くデザインも構造も変わってくるので、さらに細かい予備知識を付けるのにもオススメです。

　

関連記事：
ヨーロッパの田園風景の資料
中世時代の家の資料
中世の看板の作画資料
中世時代の家の資料
中世のヨーロッパ・北欧の城・教会用の作画資料