漫画家やイラストレーターになるには
当たり前ですが、出版社に投稿、持ち込みをしないといつまで経ってもプロの漫画家やイラストレーターにはなれません。
画力を上げるのも大事ですが『持ち込みや投稿などで出版社に自分の絵や漫画を見てもらう』事をしない限り絵の上手いアマチュアにはなれても絶対プロの漫画家・イラストレーターにはなれません。
しかし「そんな事考えるよりもまずは画力を上げる事が先決だ!」「まずは絵をうまくしてから持ち込みに行く!」と考える人も多い筈です。
ここで伺いますが、その絵をいつまでに出版社に投稿するのですか?
見せに行った先の出版社にあなたのイラストや漫画を散々叩かれても懲りずに投稿や持ち込みができますか?
そう言った画力以外のメンタルな部分が伴わないとプロになる為の努力は続かない上、仮にプロの漫画家やイラストレーターになれても仕事は長続きしない筈です。
(私もその事に最近やっと気づかされた訳ですが…)
私がイラストレーターになれた理由
そもそもイラストレーターは上手い絵が描ける事より、読者に認めてもらえる絵が描ける事の方が断然重要です。
この「私がイラストレーターになれた理由」と言う本の作者もプロのイラストレーターなのですが、最初はこの表紙を見て「なんだこの簡単な絵は?!」とうかつにも思ってしまいました。しかしこの本を読むうち、大切なのは自己満足の技術よりも「自分がどれだけプロのイラストレーターになりたいか」と言う、言わば情熱、心持ちだと言う事が分かりました。
このイラストレーターはナースだった時から公募に絵を投稿したり、個展を開いたり、出版社などに片っ端から電話でアポを取り付けたり、自分の趣味から仕事を開拓したり、イラストレーターになる為に沢山の行動を起こしました。
出社に幾ら罵声を浴びて叩かれてもプロのイラストレーターへの夢を諦めずに自分の描いた絵を見せ続ける、その苦労と努力は想像以上に計り知れない心の強さが無いと到底出来ません。
漫画家やイラストレーターになりたい人はこの本を一度読んでおくとプロになる事の実際の難しさや、真のプロになる為の方法、プロのイラストレーターとしてのマナーなど、色々と学べる事は多いです。
関連記事:
漫画家になるまでのストーリー
絵で食べていくには?
個性豊かなイラストレーターの種類
イラストレーターの営業活動(「才能の無駄遣い」の有効活用・2)
もし漫画家になれなかったら…
画力を上げるのも大事ですが『持ち込みや投稿などで出版社に自分の絵や漫画を見てもらう』事をしない限り絵の上手いアマチュアにはなれても絶対プロの漫画家・イラストレーターにはなれません。
しかし「そんな事考えるよりもまずは画力を上げる事が先決だ!」「まずは絵をうまくしてから持ち込みに行く!」と考える人も多い筈です。
ここで伺いますが、その絵をいつまでに出版社に投稿するのですか?
見せに行った先の出版社にあなたのイラストや漫画を散々叩かれても懲りずに投稿や持ち込みができますか?
そう言った画力以外のメンタルな部分が伴わないとプロになる為の努力は続かない上、仮にプロの漫画家やイラストレーターになれても仕事は長続きしない筈です。
(私もその事に最近やっと気づかされた訳ですが…)
私がイラストレーターになれた理由
そもそもイラストレーターは上手い絵が描ける事より、読者に認めてもらえる絵が描ける事の方が断然重要です。
この「私がイラストレーターになれた理由」と言う本の作者もプロのイラストレーターなのですが、最初はこの表紙を見て「なんだこの簡単な絵は?!」とうかつにも思ってしまいました。しかしこの本を読むうち、大切なのは自己満足の技術よりも「自分がどれだけプロのイラストレーターになりたいか」と言う、言わば情熱、心持ちだと言う事が分かりました。
このイラストレーターはナースだった時から公募に絵を投稿したり、個展を開いたり、出版社などに片っ端から電話でアポを取り付けたり、自分の趣味から仕事を開拓したり、イラストレーターになる為に沢山の行動を起こしました。
出社に幾ら罵声を浴びて叩かれてもプロのイラストレーターへの夢を諦めずに自分の描いた絵を見せ続ける、その苦労と努力は想像以上に計り知れない心の強さが無いと到底出来ません。
漫画家やイラストレーターになりたい人はこの本を一度読んでおくとプロになる事の実際の難しさや、真のプロになる為の方法、プロのイラストレーターとしてのマナーなど、色々と学べる事は多いです。
関連記事:
漫画家になるまでのストーリー
絵で食べていくには?
個性豊かなイラストレーターの種類
イラストレーターの営業活動(「才能の無駄遣い」の有効活用・2)
もし漫画家になれなかったら…
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1. ファンシーキャラクター [ 桃組工房 ] 2006年02月03日 01:09
20代、フリーランスになる前の話です。
あるメーカーのキャラクターセクションでチーフをしていました。
この頃に商品化されたキャラクターグッツが、ゴロゴロと我が家の倉庫の大きな段ボールの中に、未だに詰まって眠っています。
私がやりたい世界じゃない!
そう...
この記事へのコメント
1. Posted by 広島のおっさん 2006年01月22日 22:12
似顔絵師も平たく言えばイラストレーターということになるかのう?
「プロになりましたー。」って言うのは簡単じゃけど、それで食い続けて行くのは大変じゃろうなぁ。
あえてイバラの道を進もうかな。
「プロになりましたー。」って言うのは簡単じゃけど、それで食い続けて行くのは大変じゃろうなぁ。
あえてイバラの道を進もうかな。
2. Posted by ゆざいちょ 2006年01月23日 00:13
広島のおっさんさんありがとうございます。
まぁ漫画家でも食べていけるレベルまで到達できるのはほんの一握りらしいです。
この手の道は確かにイバラ道ですね(汗)
まぁ漫画家でも食べていけるレベルまで到達できるのはほんの一握りらしいです。
この手の道は確かにイバラ道ですね(汗)
3. Posted by 雅遥 2006年01月23日 12:27
仕事で絵を描くということは、自分の絵が、書店なりメディアなりで晒しものになるということですよね――怖い世界だと思います。
プロを目指す人&プロで食べている人は、それだけで尊敬です。
ところでブログを引っ越しました。
新しいアドレスは下記です。
http://b-endorphin.qee.jp/j-blog/
お手数ですが、リンクの変更をお願い致します。
プロを目指す人&プロで食べている人は、それだけで尊敬です。
ところでブログを引っ越しました。
新しいアドレスは下記です。
http://b-endorphin.qee.jp/j-blog/
お手数ですが、リンクの変更をお願い致します。
4. Posted by ゆざいちょ 2006年01月23日 14:04
雅遥さんありがとうございます。
今ならお絵かき掲示板などで人前に晒すのは簡単になりましたし、人に見てもらうのはある意味重要ですね。
あと、リンクは先ほど変更しました。良ければ確認の方お願いします。
今ならお絵かき掲示板などで人前に晒すのは簡単になりましたし、人に見てもらうのはある意味重要ですね。
あと、リンクは先ほど変更しました。良ければ確認の方お願いします。
5. Posted by SCH 2006年01月23日 16:42
こんにちは、リンクありがとうございます!
こちらからもリンクの方編集しました。良ければご確認くださいな。
同人においても自分の作品を少しでもみてもらおうと様々な装飾などの宣伝をなされる方はいますね。プロへの道の険しさと比べれば雲泥の差ではありますが、アマでもプロでも自分の作品をまず見てもらおうという気持ちと行動力を持つことが重要なんでしょうねぇ・・・
「私がイラストレーターになれた理由」、周囲でも評価が高かったので今日大学の帰りに購入しましたw 早速試験の合間をぬって読んでみたいと思います。
こちらからもリンクの方編集しました。良ければご確認くださいな。
同人においても自分の作品を少しでもみてもらおうと様々な装飾などの宣伝をなされる方はいますね。プロへの道の険しさと比べれば雲泥の差ではありますが、アマでもプロでも自分の作品をまず見てもらおうという気持ちと行動力を持つことが重要なんでしょうねぇ・・・
「私がイラストレーターになれた理由」、周囲でも評価が高かったので今日大学の帰りに購入しましたw 早速試験の合間をぬって読んでみたいと思います。
6. Posted by 雅遥 2006年01月23日 18:56
素人とはいえ、”人に見てもらう”と思って描くと、確かに気合い入ります。
プロならきっと、もっと根性が必要なんでしょうね。
リンク確認しました。
早速の変更ありがとうございます。
プロならきっと、もっと根性が必要なんでしょうね。
リンク確認しました。
早速の変更ありがとうございます。
7. Posted by ゆざいちょ 2006年01月24日 00:16
コメントありがとうございます。
>SCHさん
昔、コミケで「○○○(同人誌の名前)ですよー。」と大声で宣伝する売り子の方とかもいたくらいですから。
>雅遥さん
プロなら単なる人気のみならず批評や雑誌の売れ行きなんかも考えなければいけないらしいですからね…
>SCHさん
昔、コミケで「○○○(同人誌の名前)ですよー。」と大声で宣伝する売り子の方とかもいたくらいですから。
>雅遥さん
プロなら単なる人気のみならず批評や雑誌の売れ行きなんかも考えなければいけないらしいですからね…
8. Posted by ryu2_toki 2006年01月24日 11:39
お久しぶりです!
こんな本が出ているんですね〜。
メンタル面でのトレーニングは確かに必要ですね。
プロで漫画家やイラストレーターとして活躍している人の中でも「何でこんな絵が?」と、思う時があります。
でも、画力ではなく、ストーリーに魅力があったり、インパクトが大きかったり・・。
やはり、情熱と、あきらめない気持ちかな。それから、何より、描くことが好きっていう気持ち。
こんな本が出ているんですね〜。
メンタル面でのトレーニングは確かに必要ですね。
プロで漫画家やイラストレーターとして活躍している人の中でも「何でこんな絵が?」と、思う時があります。
でも、画力ではなく、ストーリーに魅力があったり、インパクトが大きかったり・・。
やはり、情熱と、あきらめない気持ちかな。それから、何より、描くことが好きっていう気持ち。
9. Posted by ゆざいちょ 2006年01月24日 13:48
ryu2_tokiさんありがとうございます。
画力=人気、と単純に割りけれませんからね…難しいところです。
画力=人気、と単純に割りけれませんからね…難しいところです。
10. Posted by さわこ 2006年01月25日 12:37
はじめまして。
トラバ、ありがとうございます。
商業イラストというのは、繪で以て情報を説明出来る繪。
ということを以前イラストレーターの方に教えてもらいました。
且つ、汎用性も大事だそうです。
個性で、というのは、どちらかというと画家の領域らしいです。
でも、繪の表現の道というのは、兎角厳しいものですよね。
自分の限界と常に戦わなければいけませんから…。
通りすがり的で失礼致しました。
トラバ、ありがとうございます。
商業イラストというのは、繪で以て情報を説明出来る繪。
ということを以前イラストレーターの方に教えてもらいました。
且つ、汎用性も大事だそうです。
個性で、というのは、どちらかというと画家の領域らしいです。
でも、繪の表現の道というのは、兎角厳しいものですよね。
自分の限界と常に戦わなければいけませんから…。
通りすがり的で失礼致しました。
11. Posted by ゆざいちょ 2006年01月25日 14:32
さわこさんありがとうございます。
イラストに個性を求められる局面と個性がいらない局面ってのがあって、結構複雑ですよね。
イラストに個性を求められる局面と個性がいらない局面ってのがあって、結構複雑ですよね。
12. Posted by セタミツコ 2006年01月26日 00:33
今晩は。
>プロで漫画家やイラストレーターとして活躍している人の中でも「何でこんな絵が?」と、思う時があります。
このryu2_toki様のコメントに付け足しで、そのプロの方は、野球で例えるといつ出るかわからないホームランバッターではなく、ヒットやスクイズで確実に打点を上げられるバッターなんだと思います。
プロとなると、必ず締め切りの問題がついて回りますが、画力は今いちでも確実に締め切りを守れる作家さんは、そのうち仕事が増えていきます。
ただし、自分の画風と合う所を見つける必要もありますが。
>プロで漫画家やイラストレーターとして活躍している人の中でも「何でこんな絵が?」と、思う時があります。
このryu2_toki様のコメントに付け足しで、そのプロの方は、野球で例えるといつ出るかわからないホームランバッターではなく、ヒットやスクイズで確実に打点を上げられるバッターなんだと思います。
プロとなると、必ず締め切りの問題がついて回りますが、画力は今いちでも確実に締め切りを守れる作家さんは、そのうち仕事が増えていきます。
ただし、自分の画風と合う所を見つける必要もありますが。
13. Posted by ゆざいちょ 2006年01月26日 14:14
セタミツコさんありがとうございます。
アベレージみたいなものですか…やっぱりそう言ったタイプの方がイラストレーターとしては長続きするのかもしれませんね。
アベレージみたいなものですか…やっぱりそう言ったタイプの方がイラストレーターとしては長続きするのかもしれませんね。
14. Posted by 桃組工房 2006年02月03日 01:21
TB有り難うございました。
イラストレーターはやっぱり根気よく諦めない事が必要ですね。
イラストレーターはやっぱり根気よく諦めない事が必要ですね。
15. Posted by ゆざいちょ 2006年02月03日 01:38
桃組工房さんありがとうございます。
もしかしたら根気と言うスキルが付いて初めて認められる…と言う種の職なのかもしれませんね。
もしかしたら根気と言うスキルが付いて初めて認められる…と言う種の職なのかもしれませんね。