女の子を漫画で描く時に実力を試されるのがスクリーントーンの貼り方です。
スクリーントーンを普段から使い慣れてないと、スクリーントーンを駆使してデッサンや彩色みたいに女の子を「彩る」事はなかなか出来ません。

漫画雑誌などを広げれば、女性を彩る為に様々なスクリーントーンを、重ね貼りや削りなどのトーンワークを駆使して、全身全霊を込めて女性を魅力的に映し出します。
そのおかげか、鮮やかで魅力的なトーンワークを沢山マンガで拝む事が出来るのです。

さて、そんな高度なスクリーントーン貼りは簡単に出来る物ではなく、長年のスクリーントーン技術やスクリーントーンの研究に基づく職人技が必要です。

女の子を描く時は是非とも欲しい、スクリーントーンの職人技。誰から学べば良いのでしょうか…実はトーンワークを習うのに最適な方がいます。

美少女スーパートーンテクニック


この「美少女スーパートーンテクニック」と言う本は「女の子を美しく魅せる為にどうスクリーントーンを貼るか」を重点に描かれた、スクリーントーンの為の本です。

実はこの本を描いた作者がBASTARDやマクロスのチーフアシスタントをしていた方で、（作品を知っている人なら分かりますが）スクリーントーンの使い方、特にトーンの重ね処理に関しては右に出るものがいない程最高のトーンワークを誇る実力者です。
BASTARDの影響で、他の漫画のスクリーントーンの技術が大幅に向上した、と言う逸話もある、正に「トーンワークのルーツ」とも呼べる方なのです。

中身の方は基本的なトーンの種類、道具や選び方、基本的なトーンテクニックから始まり、美少女キャラやレザーの表現、衣服の貼り方・削り方などの実践的なスクリーントーンの使い方、噴水・桜・ラインライト・木漏れ日・すごい雲の作り方・煙のトーンワークなどのさらに高度なスクリーントーンの使い方などこと細かく説明しているのでスクリーントーンを使う時には絶対欲しい、実用的な内容がみっちり詰まっています。



そんなスクリーントーンのプロが描かれた本なので、スクリーントーンの技術を得るにはかなり使える本です。まずはこの「美少女スーパートーンテクニック」のテクニックを起点にスクリーントーンの修行を積んで行きましょう。

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