絵描き用・液晶モニターのスペックの見方
液晶モニターは漫画描きやイラスト描き、グラフィックデザインやDTPデザインの現場にも大事な道具です。
もし性能の良い液晶モニターを選ぶ際はスペック等の知識を得た上で液晶モニターを選びたいです。
CRTモニター(ブラウン管)と違い純粋な表示領域の対角線。
※1inch=25.4mm
15.0インチ 対角線380mm・304mm×228mm前後
17.0インチ 対角線430mm・338mm×270mm前後
19.0インチ 対角線480mm・376mm×301mm前後
20.1インチ 対角線510mm・408mm×306mm前後
21.3インチ 対角線540mm・432mm×324mm前後
横×縦の画素数で表示。液晶モニターは走査線方式のCRT(ブラウン管)と違い、固定画素方式なので推奨解像度以外を表示すると画面がぼやける。
特に絵描きの場合は画面サイズに関わるので最も重視したい性能の一つ。
また解像度だけでなくドットピッチ(画面上の1ドットの離れ具合)も重要。(小さい程鮮明な画面になる。)
VGA 640×480pixel
SVGA 800×600pixel
XGA 1024×768pixel 15.0インチ
SXGA 1280×1024pixel 17.0インチ
SXGA+ 1400×1050pixel 19.0インチ
UXGA 1600×1200pixel 20.1〜21.3インチ
QXGA 2048×1536pixel
QUXGA 3200×2400pixel
WXGA 1280×768pixel
WXGA+ 1400×900pixel 19.0インチ
WSXGA 1600×1024pixel 20.1〜27.0インチ
WSXGA+ 1680×1050pixel
WUXGA 1920×1200pixel
WQXGA 2560×1600pixel 30.0インチ
広ければ広い程正面以外でも画面が認識しやすい。
液晶モニター内蔵のバックライトの明るさ、カラーフィルタによって変化。
あまり明るいと白い部分が飛び、目に負担がかかるので液晶モニター使用時は輝度を調整した方がよい。
コントラスト比が高いと輝度が高く、黒の締りが良いものほど数値が高い画面が映り、コントラスト比が低いと白の部分が段々グレーっぽくなる。
絵描きにとってはイラストや漫画の出来にも関わるので重視したい性能の一つ。
(あまりコントラスト比が過度に高いと中間色がつぶれたり、日光や他の光源の影響を受けやすい。)
TN(TwistedNematic)
コストが安い液晶モニターに多い。
応答速度を上げやすいが見る角度で色の変化(色度変位、階調反転)が起こりやすい、色の種類で応答速度に幅が生じやすい欠点がある。
VA(VerticallyAligned)
他の方式よりコントラストが高く、黒が締まるのが特徴。
見る角度で色の変化(色度変位)が起こりやすい、中間調の応答速度が落ちやすい欠点がある。
IPS(InPlaneSwitching)
視野角が広いのが特徴。画像の色が鮮やかに見え、静止画、動画などが綺麗に見える。
グレアパネル、光沢パネルとも呼ばれる。液晶モニターの画質をテレビに近づける為に使われる事が多く、映画鑑賞等に最適。
応答速度を上げにくく光量が少ない、映り込み、反射が大きい、また目が疲れやすいのが難点。
3DCGを使う絵描きは重視したい性能の一つ。
応答速度が低いとゲームや映像で画面表示がついて行けず、画面に残像が出る。
3DCGを使う絵描きは重視したい性能の一つ。
デジタル入力端子は「DVI-D」
アナログ入力端子は「D-Sub」
デジタル・アナログの両対応は「DVI-I」
デュアルディスプレイには2系統式に対応する液晶モニターを使うと便利。
(液晶モニターの画面をワンタッチで切り替えられる)
自分の姿勢に合った位置調整が出来ると作画作業中の目の疲れを軽減出来るので以外と重要。
17インチサイズ液晶モニター・19インチサイズ液晶モニター
20インチサイズ液晶モニター・24インチサイズ液晶モニター
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もし性能の良い液晶モニターを選ぶ際はスペック等の知識を得た上で液晶モニターを選びたいです。
液晶モニターのサイズ
画面の対角線の物理的な長さ。単位はインチ(inch)CRTモニター(ブラウン管)と違い純粋な表示領域の対角線。
※1inch=25.4mm
15.0インチ 対角線380mm・304mm×228mm前後
17.0インチ 対角線430mm・338mm×270mm前後
19.0インチ 対角線480mm・376mm×301mm前後
20.1インチ 対角線510mm・408mm×306mm前後
21.3インチ 対角線540mm・432mm×324mm前後
液晶モニターの解像度
画面の画素数(画面を構成する点(pixel)の数)単位はpixel横×縦の画素数で表示。液晶モニターは走査線方式のCRT(ブラウン管)と違い、固定画素方式なので推奨解像度以外を表示すると画面がぼやける。
特に絵描きの場合は画面サイズに関わるので最も重視したい性能の一つ。
また解像度だけでなくドットピッチ(画面上の1ドットの離れ具合)も重要。(小さい程鮮明な画面になる。)
VGA 640×480pixel
SVGA 800×600pixel
XGA 1024×768pixel 15.0インチ
SXGA 1280×1024pixel 17.0インチ
SXGA+ 1400×1050pixel 19.0インチ
UXGA 1600×1200pixel 20.1〜21.3インチ
QXGA 2048×1536pixel
QUXGA 3200×2400pixel
WXGA 1280×768pixel
WXGA+ 1400×900pixel 19.0インチ
WSXGA 1600×1024pixel 20.1〜27.0インチ
WSXGA+ 1680×1050pixel
WUXGA 1920×1200pixel
WQXGA 2560×1600pixel 30.0インチ
視野角
液晶モニターの画面を認識出来る角度。広ければ広い程正面以外でも画面が認識しやすい。
輝度
液晶モニターの画面の明るさ。単位は「cd/m2」(カンデラ)液晶モニター内蔵のバックライトの明るさ、カラーフィルタによって変化。
あまり明るいと白い部分が飛び、目に負担がかかるので液晶モニター使用時は輝度を調整した方がよい。
コントラスト比
液晶モニターの明部(白)と暗部(黒)の明るさの比率。「800:1」等の数値で表示。コントラスト比が高いと輝度が高く、黒の締りが良いものほど数値が高い画面が映り、コントラスト比が低いと白の部分が段々グレーっぽくなる。
絵描きにとってはイラストや漫画の出来にも関わるので重視したい性能の一つ。
(あまりコントラスト比が過度に高いと中間色がつぶれたり、日光や他の光源の影響を受けやすい。)
液晶モニターのパネル方式
液晶パネルの表示を行う方式の種類。TN(TwistedNematic)
コストが安い液晶モニターに多い。
応答速度を上げやすいが見る角度で色の変化(色度変位、階調反転)が起こりやすい、色の種類で応答速度に幅が生じやすい欠点がある。
VA(VerticallyAligned)
他の方式よりコントラストが高く、黒が締まるのが特徴。
見る角度で色の変化(色度変位)が起こりやすい、中間調の応答速度が落ちやすい欠点がある。
IPS(InPlaneSwitching)
視野角が広いのが特徴。画像の色が鮮やかに見え、静止画、動画などが綺麗に見える。
グレアパネル、光沢パネルとも呼ばれる。液晶モニターの画質をテレビに近づける為に使われる事が多く、映画鑑賞等に最適。
応答速度を上げにくく光量が少ない、映り込み、反射が大きい、また目が疲れやすいのが難点。
3DCGを使う絵描きは重視したい性能の一つ。
応答速度
「白→黒」「黒→白」に液晶モニターの画面色が変化する時の速さ。単位はms(ミリ秒)。応答速度が低いとゲームや映像で画面表示がついて行けず、画面に残像が出る。
3DCGを使う絵描きは重視したい性能の一つ。
入力端子
液晶モニターとPCの接続の為の入力インターフェイスのタイプ・数。デジタル入力端子は「DVI-D」
アナログ入力端子は「D-Sub」
デジタル・アナログの両対応は「DVI-I」
デュアルディスプレイには2系統式に対応する液晶モニターを使うと便利。
(液晶モニターの画面をワンタッチで切り替えられる)
昇降範囲・角度調節(チルト、スイーベル)
液晶モニターの画面を上下調節、また上下(チルト)、左右(スイーベル)に調節できる角度。自分の姿勢に合った位置調整が出来ると作画作業中の目の疲れを軽減出来るので以外と重要。
17インチサイズ液晶モニター・19インチサイズ液晶モニター
20インチサイズ液晶モニター・24インチサイズ液晶モニター
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