例えば漫画家のアシスタントの仕事に行きたいとして、もし背景を描く時に、一度もパースを意識しないで描いていたら多分アシスタントとして使い物になりません。
アシスタントは基本、パースが出来て（＝背景が描けて）当たり前…と言う部分がありますので。
パースが描けないなら練習すれば良いのですが、パースが描けない絵描きほどパースの勉強をしない、パースの勉強を諦める傾向があります。
だから、いざ背景を描かないといけない時にパースの基礎が出来てないのでパースが歪んだり、不自然な背景しか描けない…と言う結果になります。
そして、またさらにパースの勉強を諦めて…正に悪循環です。

もし一度もパースの勉強をした事が無いなら、この本で一度体でパースを覚えましょう。

なぞって上達!マンガ 背景・パース―基本から応用まで、プロセスつきで解説!


目次
色鮮やかな背景・カバーイラストメイキング・パースで描いた絵に着色・写真を元に絵を描く
パースとは遠近法をつける図法・絵に遠近差を・パースを使うとどんな絵が描けるか・
アイレベルと1点透視・1点透視の基本・3つのアングルからの1点透視・よくある間違いと盲点ポイント・背景にキャラクターを入れる・応用テクニック・逆1点透視法で背景を描く・描き込みで1点透視をマスター
2点透視を使って絵を描く・間違いと盲点ポイント2・背景にキャラクターを入れる2・応用テクニック・逆2点透視法で背景を描く・描き込みで2点透視をマスター
3点透視を使って絵を描く・よくある間違い3・背景にキャラクターを入れる3・応用テクニック・逆3点透視法で背景を描く・描き込みで3点透視をマスター

「なぞって上達!マンガ 背景・パース」は１点透視・２点透視・３点透視・魚眼レンズ風等のパースを「なぞりながら」覚える、パース初心者用の講座本です。

２分割・３分割・４分割等の線を分割する方法も説明していて、さらになぞる事で実際に描いて覚える事が出来ます。
間違えやすいパースの例と修正法、キャラクターを描いてからパースを起こす方法も載せてあるので、パースの基本を体に叩き込む事が出来ます。

背景は、マンガやイラストを描く時に描きたいキャラクターのいる場所や情景を伝える重要な要素です。パースには難しいイメージがありますが、一つずつ体で覚えていけば決して難しいものではありません。
基本的にはパースを優しく勉強する為の講座本なので、背景恐怖症を克服する為にもパースを勉強する足がかりとして一度実践してみましょう。



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