動物を描こうとした時に一番悩まされるのがなかなか慣れない動物の体の構造です。
動物の骨格や筋肉の構造、それぞれの間接の動きや毛並み…動物の絵を描こうと思ったらこう言った動物解剖学みたいな事を覚えてから実際に描くのが一般的です。でも、こう思いませんか？
本当に描きたいのは犬が普通に座っったりじゃれている所や、馬が走っている所や、鹿が跳ねている所なんだ！と…
確かに動物の骨格や筋肉の構造も大切ですが、なかなか道のりが遠いですよね…もし、動物の体の構造を簡単に覚える方法があったら…今回はそんな本を紹介します。

驚くほどかんたん動物デッサン


イヌ
動物を人間として見る・イヌの頭部・頭部の毛が立っている部分・「笑み」と吠えるポーズ・体の基本的な構造・立っている、座っている、体を丸めている、走っているところ、じゃれているポーズ・いろいろな体形・前足・後足・体の量感を表現・奥行きをつくる・遠近法・重力の影響・オオカミ
ネコ
頭部・「眠っている」ときの目・顔の細部を描く・立っている、座っているところ・ネコのいろいろな姿勢
ウマ
頭部・骨格の概略・体の線・首と胸の筋肉・足・歩いている、疾走しているところ
シカ
頭部・首の湾曲・頭部の位置を変える・体の基本的な構造・警戒している、走っているところ・跳躍
クマ
頭部・胴体・立っている、歩いているところ・体の構図を描く別の方法・クマの種類
ライオン
雌ライオンの頭部・骨格の概略・リラックスしているときの胴体・歩いている、走っているところ・たてがみ
ゾウ
アフリカゾウとアジアゾウの違い・頭部の側面・体の側面、正面・体の３／４正面・子ゾウ
その他の動物
チンパンジー・ハゲワシ・ペンギン・ブタ・ヤギ・カンガルー・キリン

「驚くほどかんたん動物デッサン」は動物の絵を描く時に一番頭を悩ませる、動物の各部位を人間の身体と比較して円やラフな線等、簡単なアタリを取ってから描くと言う、今までにないアプローチで動物の正確なデッサンを可能にした動物の描き方講座本です。

イヌがじゃれている姿、ネコが眠っている姿、ライオンが獲物に襲いかかる姿など、身近な犬・猫、作品に登場しやすい馬・鹿・熊・ライオン・象をメインに色々な動物のとる特徴的なポーズを多角的な視点からわかりやすく解説。詳細なイラストと分かりやすい説明で基本的な技法から、高度な動物の描き方まで効率的に学べます。

動物の解剖学や筋肉や骨格を気にせずに、動物を描く時も人体を描くような感覚で辺りを付けてから描いていく方式なので難しくなく、それでいて本当に様々な動物がそれっぽく描けるので描いている最中にビックリします。
動物の様々なシーン毎に、描きやすい方法を色々探っているので一度動物を描こうと思ったらどんなアタリを取れば分かりやすいか確かめるのも、動物絵を上達させる良い方法でしょう。

関連記事：
苦手な動物を描く為の講座本
表情のある動物の作画資料
描き慣れない動物を描く為の作画資料
メカデザインを鍛えたい絵描きの為の本
デッサン用ポーズ集まとめ