Corel Painter 11とPainter Xの違い
ここではCorel Painter 11とPainter Xの違いを解説します。
ペインター11とペインター10の違いは全体的にはブラシの追加や、カラーマネジメントやパレットの機能強化、速度が速くなったくらいです。
それではCorel Painter 11とPainter Xの違いを、ペインター11の新機能を中心に調べましょう。
Painter 11ではブラシ速度の向上で全体的に動作が軽くなったのと、wacomのペンタブレットとの相性が良くなったおかげで、ペインター11でイラストを描くと、アナログで描くのに近い感覚描けます。動きが滑らかなので絵を描く時も重さでストレスが溜まりません。メモリをそんなに多く積まなくても軽快に動作するのは便利です。
特にIntuos4だと2048の筆圧レベルを生かした繊細な描画も可能で、後に紹介する新ブラシやカスタムブラシを使う際に役立ちます。
Painter 11はブレンドブラシの機能も上がったので、自然な感じで色をぼかす事が出来ます。
ペインター11はファイルごとに新しい個別のカラープロファイルを作成する事で色の整合性が向上。ディスプレイやプリンタの特性に合わた表示色のを調整も楽になりました。
Photoshopファイルに埋め込まれたプロファイルの認識が可能になって、具体的に言うとPhotoshopとPainter間でデータをやり取りする際にカラーとレイヤーを保持するので、フォトショップとペインターを使い分ける時にカラーマネジメントもしやすく、ペインター10と比べるとDTP・印刷関係でPainterを使う際に便利です。
Painter 11の新機能「RealBristleドライメディア」のおかげでマーカー、ペン、鉛筆、チョーク メディアは、本物そっくりのタッチを再現。Painter 11で新たに40種類のブラシが追加、合計で873種類のブラシを使えます。(Painter Xでは833種類)
タブレットペンを寝かせるとアナログ画材を寝かせたような状態になります。
ペインター11でもブラシのカスタマイズはモチロン、水彩や厚塗りの為のブラシも充実しています。
Painter11の新しいマーカーはストロークごとに重ねる度に色が濃くなり、陰影をつけたり、色を重ねることが可能。重ね塗りも本物のコピックをリアルに再現、重ね塗りで色が濃くなり、コピックのような塗り方も再現可能。(ワンストロークで塗ると、ムラのない単色で塗られます。)
ペインター11のペンは描画速度を変えることで細いペンストロークや太いストローク、インクの付着量を表現可能。描画速度を速めると線は細くなり、緩めると太くなる。ペンを寝かせてペン先の側面を使って太い線を描いたり、逆にペンを立てて細い線を描く事も可能。
Painter11の鉛筆とチョークは描画タブレットペンの傾き、角度を変えて陰影を調整可能。立てるか寝かせるかで線の太さが変わり、実物とまったく同じように、ペンの先端だけでの描画や、斜めに傾けてペンの側面を使い陰影をつけたりする事が可能。サイズは縦と横の太さを別々に指定でき、平べったい感じの鉛筆の先端や丸っこい鉛筆まで設定が可能です。
ペインター11は独自のハードメディアバリアントを作成、ブラシライブラリから新しいハードメディアバリアントを選択したり、メディアをより細かく制御できます。カスタマイズ可能なプロファイル、描点サイズ、移行、ストローク幅のプレビューを使って、確認しながらメディアをより細かく制御する事が可能。
要するに独自のブラシにカスタマイズ、オリジナルのカスタムブラシを作る事が出来ます。カスタムブラシの作成はペインターとして重要な機能なので重視したいです。
Painter 11はなげなわツールの新しい多角形モードに加え、マーキーツールとマジックワンドが全体的に改良、従来以上に的確に、狙った範囲を選択できるようになって素早く選択が可能。
ペインター11はカラーパレットを最高800ピクセルまで拡大可能。矢印キーでカラーホイールのポインタを微調整する事で使いたい色を正確に選ぶ事が可能。矢印キーを使った色調整も出来ます。
Painter11はミキサーパレットも自由にサイズ変更、拡大が可能。拡大するとより多数のカラータイルが表示可能。使う時は大きくして自由に色種類を増やしたり、選択した色を確認する事が可能。いらない時は小さくも出来る。カラーの数も42色まで設定可能。元の絵の具の色を決定する「カラータイル」をより多く表示でき、混色を行いやすくなりました。
ペインター11はキャンバス内に黄金分割や三分割法に基づいたグリッドを表示、画面全体のバランスを取りやすくなって自然にイラストに黄金比などを取り入れられます。
Painter11は写真をもとにアーティスティックな作画を行えます。
ペインター11でバウンディングボックスを作って、描いたイラストデータを自由に拡大縮小、移動・回転やパスの変形まで行える。イラストの一部を背景や服の模様の一部にする時に便利。また、全レイヤーを変形するか、レイヤー内だけ変形させるか選べます。
Corel Painter 11 通常版
Corel Painter 11 アップグレード版
関連記事:
Painter 11が5月22日に発売
Adobe Photoshop CS4のレビュー・感想まとめ
Adobe Illustrator CS4、12月19日に発売
IllustStudioが5月29日発売
wacom Intuos4のレビュー・感想まとめ
ペインター11とペインター10の違いは全体的にはブラシの追加や、カラーマネジメントやパレットの機能強化、速度が速くなったくらいです。
それではCorel Painter 11とPainter Xの違いを、ペインター11の新機能を中心に調べましょう。
「ペンが滑らかに」
Painter 11ではブラシ速度の向上で全体的に動作が軽くなったのと、wacomのペンタブレットとの相性が良くなったおかげで、ペインター11でイラストを描くと、アナログで描くのに近い感覚描けます。動きが滑らかなので絵を描く時も重さでストレスが溜まりません。メモリをそんなに多く積まなくても軽快に動作するのは便利です。
特にIntuos4だと2048の筆圧レベルを生かした繊細な描画も可能で、後に紹介する新ブラシやカスタムブラシを使う際に役立ちます。
「ぼかしの際、キレイな彩色を出せる」
Painter 11はブレンドブラシの機能も上がったので、自然な感じで色をぼかす事が出来ます。
「カラーマネジメント機能の向上」
ペインター11はファイルごとに新しい個別のカラープロファイルを作成する事で色の整合性が向上。ディスプレイやプリンタの特性に合わた表示色のを調整も楽になりました。
Photoshopファイルに埋め込まれたプロファイルの認識が可能になって、具体的に言うとPhotoshopとPainter間でデータをやり取りする際にカラーとレイヤーを保持するので、フォトショップとペインターを使い分ける時にカラーマネジメントもしやすく、ペインター10と比べるとDTP・印刷関係でPainterを使う際に便利です。
「全体的なブラシの増加」
Painter 11の新機能「RealBristleドライメディア」のおかげでマーカー、ペン、鉛筆、チョーク メディアは、本物そっくりのタッチを再現。Painter 11で新たに40種類のブラシが追加、合計で873種類のブラシを使えます。(Painter Xでは833種類)
タブレットペンを寝かせるとアナログ画材を寝かせたような状態になります。
ペインター11でもブラシのカスタマイズはモチロン、水彩や厚塗りの為のブラシも充実しています。
「マーカー機能」
Painter11の新しいマーカーはストロークごとに重ねる度に色が濃くなり、陰影をつけたり、色を重ねることが可能。重ね塗りも本物のコピックをリアルに再現、重ね塗りで色が濃くなり、コピックのような塗り方も再現可能。(ワンストロークで塗ると、ムラのない単色で塗られます。)
「ペン」
ペインター11のペンは描画速度を変えることで細いペンストロークや太いストローク、インクの付着量を表現可能。描画速度を速めると線は細くなり、緩めると太くなる。ペンを寝かせてペン先の側面を使って太い線を描いたり、逆にペンを立てて細い線を描く事も可能。
「鉛筆とチョーク」
Painter11の鉛筆とチョークは描画タブレットペンの傾き、角度を変えて陰影を調整可能。立てるか寝かせるかで線の太さが変わり、実物とまったく同じように、ペンの先端だけでの描画や、斜めに傾けてペンの側面を使い陰影をつけたりする事が可能。サイズは縦と横の太さを別々に指定でき、平べったい感じの鉛筆の先端や丸っこい鉛筆まで設定が可能です。
「新機能ハードメディアコントロール(カスタムブラシ)」
ペインター11は独自のハードメディアバリアントを作成、ブラシライブラリから新しいハードメディアバリアントを選択したり、メディアをより細かく制御できます。カスタマイズ可能なプロファイル、描点サイズ、移行、ストローク幅のプレビューを使って、確認しながらメディアをより細かく制御する事が可能。
要するに独自のブラシにカスタマイズ、オリジナルのカスタムブラシを作る事が出来ます。カスタムブラシの作成はペインターとして重要な機能なので重視したいです。
「強化機能選択ツール」
Painter 11はなげなわツールの新しい多角形モードに加え、マーキーツールとマジックワンドが全体的に改良、従来以上に的確に、狙った範囲を選択できるようになって素早く選択が可能。
「サイズ変更可能なカラーパレット」
ペインター11はカラーパレットを最高800ピクセルまで拡大可能。矢印キーでカラーホイールのポインタを微調整する事で使いたい色を正確に選ぶ事が可能。矢印キーを使った色調整も出来ます。
「ミキサーパレットの機能拡張」
Painter11はミキサーパレットも自由にサイズ変更、拡大が可能。拡大するとより多数のカラータイルが表示可能。使う時は大きくして自由に色種類を増やしたり、選択した色を確認する事が可能。いらない時は小さくも出来る。カラーの数も42色まで設定可能。元の絵の具の色を決定する「カラータイル」をより多く表示でき、混色を行いやすくなりました。
「構図ツール」
ペインター11はキャンバス内に黄金分割や三分割法に基づいたグリッドを表示、画面全体のバランスを取りやすくなって自然にイラストに黄金比などを取り入れられます。
「下塗りペインティング」
Painter11は写真をもとにアーティスティックな作画を行えます。
「新機能変形ツール」
ペインター11でバウンディングボックスを作って、描いたイラストデータを自由に拡大縮小、移動・回転やパスの変形まで行える。イラストの一部を背景や服の模様の一部にする時に便利。また、全レイヤーを変形するか、レイヤー内だけ変形させるか選べます。
Corel Painter 11 通常版
Corel Painter 11 アップグレード版
関連記事:
Painter 11が5月22日に発売
Adobe Photoshop CS4のレビュー・感想まとめ
Adobe Illustrator CS4、12月19日に発売
IllustStudioが5月29日発売
wacom Intuos4のレビュー・感想まとめ
トラックバックURL