昔、何かの時代劇で役人が「証拠不十分で〜」と言う、時代劇にしては違和感のある台詞を聞いた覚えがあります。

これは極端な例ですが、時代劇の場合は言葉の言い回しや物の名前一つ取ってもちゃんと下調べをしないと無茶苦茶な時代劇になってしまうのです。
そこで、時代劇の下調べに便利な本を色々と紹介します。

時代小説人物事典


「時代小説人物事典」は時代小説に出演するキャラクターの基本設定、実在の人物は史実との相違点までコンパクトに解説している本です。

主人公、脇役、端役…キャラクターのそれぞれの魅力を読み解いている一冊で全体の雰囲気もすぐに把握できます。

時代小説用語辞典


「時代小説用語辞典」は鯉口を切る、三度飛脚、引手茶屋、振袖新造など、チャンバラから庶民生活まで、時代小説の様々な「言葉」を載せた用語辞典です。

時代小説は現代と違ってわからない言葉が多いですが、この「時代小説用語辞典」なら初心者に優しい作りでイラスト、図解と索引も充実しています。

大江戸職業往来


「大江戸職業往来」は江戸庶民の衣・食・住、大道芸の数々から髪結床、鰹売、紙屑買、品玉師など、あっと驚く珍商売まで、江戸の文化と生活をになった人々の真実を網羅した一冊です。

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