漫画のネームやイラストのシーンなど、自分の頭で思い浮かべたイメージをどう紙に落とし込むか…漫画家やイラストレーターにとって永久的な課題です。
もし、良いネームや良いシーンが思いつかない時はこの本を参考にイメージを紙に落とす練習をしてみましょう。

絵コンテ入門―アニメーションがつくれる


「絵コンテ入門―アニメーションがつくれる」は最前線のアニメーション制作で活躍する演出家、監督の描いた絵コンテを通して、アニメーション映像の絵コンテの果たす役割と、その基本原則、同時に多用な表現について紹介した本です。
そもそも「絵コンテ」はアニメーションの制作で重要な行程の一つで、脚本から漫画のようにコマの中に絵を描き、動画作りや演出の重要な進行表になるのです。

絵コンテもアニメーターによって描き方は様々で、作品のコンセプトの軸をまったくぶらすことがない、絵コンテだけですぐに話の道筋が伝わってくる程の精緻な絵コンテも存在します。
そんなトップクリエイターが作った人気アニメの絵コンテから、その描き方、構成の仕方のテクニックを解説する事で、漫画のネームや、イラストのシーンを描く時にも参考にできるのです。

思えば絵コンテとネームは（コマ割りかカメラワークかの違いを除けば）かなり似たような作業です。もしネームが切れない、イラストの良い場面が浮かばない、と思ったら一度「絵コンテ入門」から、自分の頭の中のイメージをどう見て分かる形に起こすかを考えましょう。

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