本当に魅力的なイラストを描くための構図の作りかた


目次
第１章 イラストレーターの基礎知識・イラストレーターの仕事範囲・依頼を受けるには・依頼を受けてから・メールのマナー・仕事に関する情報・イラスト作成の段階・ポートフォリオの作成・イラストに関する基礎知識・まとめ

第２章 構図の見せ方
概論・カバーデザイン・視点と角度・俯瞰・あおり・斜め・奥行き・パースとキャラクターの配置・体の一部を前面に・三分割法・構図と視線の組み合わせ・全員カメラ目線・・キャラクター同士が視線を合わせている・全員が違う方向を向いている・まとめ

第３章 ライトノベルイラスト研究（少年）
概論・キャラクターが単独で背景のないパターン・キャラクターが単独で背景のあるパターン・背景や建物などを背景とする場合・イメージ的なイラストを背景とする場合・キャラが２〜３人でヒロインたちをメインとするパターン・キャラクターを同じ大きさで描く場合・メインとサブをはっきりさせる場合・男女混合で２〜３人のパターン・主人公とヒロインの場合・＋αの要素が入る場合・多数のキャラクターが登場するパターン・全員同じ空間に配置する場合・イメージイラスト的に配置する場合・デフォルメしたキャラクターを用いる場合・まとめ

第４章 ライトノベルイラスト研究（少女）
概論・男性キャラクターメインのパターン・主人公と男性キャラクターのパターン・逆ハーレムパターン・男性キャラクターメインがはっきりわかる場合・メインとなるキャラクターがはっきりわからない場合・人数が多い場合・まとめ

第５章 萌え本、ビジュアル本
萌え本 概論・制服女子を表紙に持ってくるパターン・歴史系など衣装で特徴を出すパターン・ビジュアル本 概論・リアル系統のパターン・女性向けを意識したパターン・まとめ

第６章 色彩バランス
概論・統一感を出した上で差し色を・異なる色でキャラクター同士を引き立てる・グラデーションを上手に使う・まとめ

第７章 ファンタジーイラスト研究
概論・コスチューム・装飾品・武具・武器・交通手段・魔法道具・架空の存在・ある程度有名な架空の生物・完全なオリジナル・風景・まとめ

コラム：編集者はどこを見るか

「本当に魅力的なイラストを描くための構図の作りかた」はワンパターンなイラストから脱出し、ほんとうに魅力的なイラストを描くための構図の入門書です。

本当に魅力的なイラストを描くための構図の作りかたを解説した一冊で、東放学園映画専門学校で行われた「イラスト理論」の授業用テキストを元に、ゼミ生に実際に描いてもらったイラストとプロの作例を比較し、構図の考え方を具体的にわかりやすく解説しているのが特徴、紙媒体でイラストの仕事をするときに知っておくべきルール、編集者はどこをみるかなど、イラストを描くときの注意点がわかります。

デッサンの訓練、パースの練習、そうした技術の習得の影になって忘れられがちなのが構図を、プロのイラストレーターが絵を描き始めるまえにどう練っているのかが一目で分かります。

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